オトナの数学ブームがきたよー!

いま、だんぜん数学が流行っていますね。

授業についていけずいつも涙目だった学生時代にリベンジをしようと、遅ればせながらG. ポリアの『いかにして問題をとくか』を読みました。
いかにして問題をとくか

もともと、数学の問題を解こうとする教師と学生のための本ですが、さすが名著。数学に限らずさまざまな示唆に富んでいます。

私が心に響いたのはこの言葉。

「理解しない問題に答えるということはばからしいことである.自分の望まない目的に対して働くということはつらいことである.」

確かに。

意味もわからず公式をまるごと覚え、左辺と右辺を行ったり来たり、どこに何の数字を入れればいいのか何一つわからないまま追試、追試…。逃げ切ることに力を使い、理解する努力をしなかったのは、せっかくの時間を無駄に過ごしたというものです。

そして、最近出た本の中でのオススメは、ピクト図解の板橋 悟さんの著書『なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?』。
なぜ分数の割り算はひっくり返すのか?―数学ギライも図に描けばすぐ理解できる

そういえばなぜだっけ? と軽い気持ちで読んだらびっくり。

今まで知っていると思っていた掛け算、割り算の知識が、いかに表面的で薄っぺらいものだったか大いにショックを受けました。
(割り算には「分ける」と「何倍か」の2つの意味があって、さらに「分ける」の中には「包含除(ほうがんじょ)」と「等分除(とうぶんじょ)」があるとか!)

こうした根本すら知らないんだもの、すぐに壁にぶちあたって「数学なんて嫌い!」ってなるよね…。

その他、マイナス☓マイナスがなぜプラスになるのかは数直線を使って説明しています。図に書けば「あっ、そういうことか!」と、直感的にわかりやすい。

それから、まだ読んでいないのですが、数学者の岡部恒治さんの著書『通勤数学1日1題』も面白そうです。
通勤数学1日1題

一日10分、数学問題に触れることで、「数学力」がつくとのこと。著者曰く「計算が苦手でも数学者になれるくらいの寛容さが数学にはある」。

ほ、ほんとかな…。

どうやら、この数学ブームは計算系というより、実生活に役立つ、考え方のプロセスや数学的な概念を学ぶのが主流のようです。まさにオトナの数学ですね。

学ぶのに遅いことはありません。せっかくなので数学が好きな人も、嫌いな人も、この際、数学ブームにのってしまいましょう。

ちょっと楽しそうですよ!
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by mitchyPR | 2011-09-07 19:58 | 本のこと

ヤマモト・ピーアール 水牧美智子