できる人が高学歴とは限らない『反・学歴の成功法則』

献本御礼

著者の関下昌代さんから『反・学歴の成功法則』(経済界)をお送りいただきました。
ありがとうございます!
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関下さんは熊本県随一の進学校、第一高等学校のご出身。本にも書いてある通り良妻賢母な教育をしている伝統的な女子高で、2012年4月に34年ぶりに男子生徒70名が入学したというちょっと話題の高校です。

関下さんはそういった学校の教育方針と、ご家庭の事情と、女性は専業主婦になれば幸せ、という時代の流れから高校を卒業後は地元の銀行にご就職されます。

しかし!

順調と思われた社会人生活も、短卒の後輩が入ってきてから心穏やかに過ごすことができなくなりました。なぜなら、2年も長く働いている自分より、入社したての短卒の女性の方がお給料が高いことを知ってしまったから。

私も高卒で社会に出たのですが、なんで大卒というだけで倍近くもお給料に違いがあるんだ、私のほうが仕事ができるじゃないか!という悔しさは今でもよく覚えています。お給料のよいところに転職してやる、と思っても条件は大卒以上ばかり。知ってしまった時から仕事でもプライベートでも学歴コンプレックスに悩まされ、つきまとわれる毎日。

そこで私は社会人入試で大学の2部に通う事にしたのですが、関下さんは結婚のために銀行を辞め、夫について東京に移った1年後に離婚。生計をたてるために派遣業務についていたのでそんなに自由に動けません。

そんなある日、関下さんは新聞の求人で外資系銀行の求人を見つけるのですが条件はもちろん「短卒以上」。でも、熱意を手紙に込めて送ったところ、試験をうけることができ、無事に就職が決まりました。

結局その後もずっと学歴コンプレックスはついてまわるのですが、そのコンプレックスがあるからこそ、仕事に対して真剣に向き合い、人種、性別、学歴を超えてどうしたらうまくいくのかを常に考えていたと思うのです。そして、その成功法則をまとめたのがこの本。壁にぶつかりまくった関下さんだから書けた本だと思います。

2007年には大学をすっ飛ばし立教大学大学院に入学。銀行人事部の経験を活かし、今は2つの私立大学で「ビジネスマナー」と「異文化コミュニケーション」を教えていらっしゃいます。

学ぶのに遅いことはない。

人生を変えるとき、きっと力になってくれる1冊だと思います。
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by mitchyPR | 2012-05-30 18:03 | 本のこと

ヤマモト・ピーアール 水牧美智子