お金のしくみも、ありがたみも『督促OL業務日誌 ちょっとためになるお金の話』

まだ私が20代で広告代理店に勤めていたころ、正体がなくなるほど上司に酒を飲まされ終電も無くなってしまったのでタクシーで自宅まで帰ったことがあります。

そのとき運悪くカードの使えないタクシーだったので(昔はそういうタクシーもあったの!)仕方なく近くのコンビニに寄ってお金をおろしたつもりだったのですが、翌月にカード会社からの請求で初めて自分がキャッシングをしていたことに気がつきました。

その時は1万円だったので無事に完済したのですが、金額がかさんできて手持ちが無かったり、うっかり忘れて払っていなかったりするとカード会社から「督促」がくるわけで…。

『督促OL業務日誌 ちょっとためになるお金の話』はそんな督促をお仕事にしているOLさんが書いたコミックエッセイです。
督促OL業務日誌 ちょっとためになるお金の話

前作『督促OL 修行日記』と登場人物は同じで、コールセンターの仲間たちがちょっと増えてるかな。

本作は4コママンガ、督促OL業務日誌、教えて!K藤先輩のセット×3で1章分を構成しています。とにかく読みやすいし、カードの仕組みやお金にまつわる人間関係など本当にためになります。

「日本人の約5人にひとりがキャッシング利用者」とのことで、私も立派な利用者ですし、人には言わないけれど意外とみんな便利に利用しているんですねえ。

今回は『年収200万円からの貯金生活宣言』でおなじみ、テレビにも多数出演しているファイナンシャルプランナーの横山光昭さんが、お金に困ってしまった時の解決法について監修されているので、いざという時にどうしたらよいかをこの本でしっかり学べます。督促する側も鬼じゃないんだよねえ。

もちろん、ただ面白いだけならこんなにプッシュしません。

あとがきに「どうかこの世から一人でもお金に苦しむ人、督促される人が減りますように。」と書かれていて、本当にその思いだけでこの本を書いたんだ、ということがひしひしと伝わってくるから読んでほしいのです。

いざ、という時がいつくるか分かりません。自分だけじゃなく身内や友人知人がお金に困ることがあるかもしれません。

そんな時、正しい知識を持っていれば必要以上にお金を恐れることはなくなると思います。

この週末にでもぜひ読んでみてくださいね。

督促OL業務日誌 ちょっとためになるお金の話
榎本まみ
メディアファクトリー
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by mitchyPR | 2013-09-19 12:46 | 本のこと

ヤマモト・ピーアール 水牧美智子