IT業界じゃなくても覗き見したい『まいにち見るのに意外と知らない IT企業が儲かるしくみ』

IT企業が儲かる仕組み、一言で言えばタイトル通りの内容です。
税理士であり多数の事業再生コンサルティングを手がけている著者が書いただけあって、IT企業の最新のお金の知識がてんこ盛り。
まいにち見るのに意外と知らない IT企業が儲かるしくみ
で、Amazonに目次が載っていなかったから私が書いちゃいますね。

第1章 なぜ、無料でも利益が出るのか?
Googleやパズドラ、NAVERまとめなど各社のビジネスモデルについて。webの広告の仕組みとか質のいいコンテンツが勝手に集まる仕組みとか。

第2章 上手にお金を払ってもらうしくみ
ソシャゲ、freee、AppStoreなどを例に、なぜユーザーが課金してしまうのかについて。大事な決済の仕組みと短期間での入金のことも。

第3章 あのグローバルIT企業の利益率が圧倒的に高いワケ
グローバルIT企業がなぜ高い利益率を保てるかを分析。2013年の中小企業白書も起業形態を今後の市場によって「地域需要創出型」と「グローバル成長型」に分けてた。(要するに安定継続と規模拡大の違い)

第4章 意外と知らない、IT以外が利益の源泉となっている企業
IT企業だけど利益を生み出しているのはITじゃない会社の分析。規模が大きくなると金融とか物流にも進出できるって話です。

第5章 儲からない会社・儲からなさそうなビジネスが生まれて大化けするまでを支えるしくみ
まってました、資金調達です!VCに投資してもらうとかIPOで市場から資金を調達するとか。日本ではアーリーステージではなくミドル、レイターの段階で投資されることが多いとのこと。短期的にお金になる受託仕事もベンチャーが資金を手にする方法の一つだとか。なるほど。

第6章 「税金をはらわない」ことで儲けの流出を防ぐ
法人税やデジタル税、社債の仕組みです。ヤマモト・ピーアールもタックスヘイブンからお金の流れを管理するくらいビッグになりたいものです。

この本、すごく読みやすくてわかりやすいけれど、書かれているのはかなり高度なIT起業について。詳細をもっと知りたくなったら専門の本を買うとよいでしょう。

起業を考えている人はこの本を読んでからでも遅くない!というか資金繰りで死なないためにも読んで欲しい。

もちろん、資金をどうやって調達しようか悩んでいるベンチャーの社長さんにもヒントになることがいっぱい書いてありますので、ぜひ読んでみてください。



まいにち見るのに意外と知らない IT企業が儲かるしくみ
藤原 実
技術評論社
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by mitchyPR | 2014-03-17 12:15 | 本のこと

ヤマモト・ピーアール 水牧美智子