『戦略思考の広報マネジメント』企業の広報担当者におすすめの1冊

ちょっと久しぶりにド直球の広報の本など。
戦略思考の広報マネジメント
『戦略思考の広報マネジメント』は平成26年度PRアワード グランプリ(2014年度)のイノベーション/スキル部門 最優秀賞を受賞。

電通パブリックリレーションズ内の企業広報戦略研究所が国内の上場企業479社を対象に80問の「広報力調査2014」を行い、オクトパスモデル分析を行ったものです。

受賞記念プレゼンを見に行ったんだけど、「いくらで分析してもらえるんですか?」という会場の質問に対して発表者が「あ、これは価格がついていないので…」と答えたものだから、会場がどよめくというか、ざわ…ざわ…と福本マンガのようになりました。

1社ごとに分析はしてもらえないものの、本を読めば設問シートもスコアシートもある平均スコアも書いてあるので自己採点ができるようになっています。

内容はやっぱり大企業向けですが、中小企業はもちろんマーケティングPR寄りの私も勉強になること多数。

日本企業は特に「情報戦略」「情報創造」「関係構築」「危機管理」の4つが弱いという結果がでていました。つまり広報組織力の強化が課題ですねー。

ちょっとおもしろいのが財務データとあわせて分析をしているところで、「短期ではなく中長期的に見た時に、広報活動と企業業績の間には関係がある」とのこと。つまり健全な広報は健全な財務に宿る、みたいです。

広報って数値化が難しかったり、客観的な評価が難しかったりしますがこの本があると便利だと思いますよ。


戦略思考の広報マネジメント
企業広報戦略研究所
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by mitchyPR | 2015-06-02 17:52 | 本のこと

ヤマモト・ピーアール 水牧美智子