カテゴリ:本のこと( 94 )

今週は、単に偶然なんだけど本に関わる情報交換をあれこれとしてきた週でした。

印象に残ったのは編集者さんに聞いてきた「もう、本は著者の名前で買われない」ということ。(宮部みゆきさんとか東野圭吾さんとか、出版だけで書店がお祭り騒ぎになる村上春樹さんとか文芸の大御所は別ね。)

ビジネス書ブームのころ、勝間和代さんのファンは「カツマー」と呼ばれたりして(今で言う「意識高い系」のハシリ)、まあとにかくすごかったことはみなさんの記憶にも鮮烈に残っているはず。

あの頃は、勝間和代さんの本は次々出たし、勝間さんの本ならとにかく売れた。本だけじゃなく、勝間さんが使っている文房具や通勤に使う自転車だって売れたんだからすごい。

ところが。

今は、著者の名前だけで買う人は少数派で、大多数は自分の興味のある内容の本しか買わない。

つまり、著者をタレント化、文化人化してファンを囲い込み、売ろうと努力しても効果薄、ということですね。

逆に言えば、タイトル、装丁が良ければ店頭で売れるかもしれないわけです。

文字にすると「はあ?何を今さら当たり前のことを…」ってことなんだけど、当たり前じゃない時代が長かったのよ…。

じゃあ、どうやったら売れる本が作れるの?に答えなんかないわけで、これだというものを試していくことしかないよね。

と、いうことで今年は「あのベストセラー?ああ、私がPR担当しましたよ」と言うのが目標です。


「いつものパン」があなたを殺す: 脳を一生、老化させない食事 (単行本)
デイビッド パールマター クリスティン ロバーグ
三笠書房
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by mitchyPR | 2015-01-30 15:08 | 本のこと

石井 琢磨さんの新刊『めんどうな人を サラリとかわし テキトーにつき合う 55の方法』を総合法令出版さんからご献本頂きました。ありがとうございます!

めんどうな人を サラリとかわし テキトーにつき合う 55の方法

人間、生きていればどうしても「めんどうな人」と遭遇するわけで。

でもそんなにマジメに苦しまなくたってテキトーに付き合えばいいんじゃない?という素晴しい提案をしてくれるのがこの本。

もちろん、テキトーな人がテキトーなことを言っているわけではなく、著者は弁護士。しかも消費者問題、借金問題、交通事故などを中心に、トラブルを抱えた弱者側に立ち続けた弁護活動を続けている弁護士なのです。

だから「世にはびこる面倒なシーンを集め、ありがちな反応と、その場をもっとうまくやり過ごせる反応を紹介したものだ。」というのは身近で誰にでも「あるある」な話であるし、本当に今すぐ使えるテクニックばかり。

読んでいくうちに、自分がなんで「めんどう」にはまってしまうのか考え方のパターンとか傾向が分かって面白い。

最近、私のまわりで少しだけ「めんどう」なことがあったので、書いてある通り試してみたらあっさり相手が引き下がって拍子抜け。

私が「フツー」と思って言ったことは実は頭を突っ込みすぎていて、こんな塩対応で大丈夫?逆に相手を怒らせるんじゃない??くらいがベスト対応だったみたいです。

本書ではシーンごとに「フツーの人、上級者、達人」それぞれの解答と回答に至るまでの考え方の道すじ、そしてまとめが1行書いてあります。弁護士である著者ならではの、感情とロジックを絶妙にミックスした百戦錬磨の対処法はさすがって感じ。

思考のパターンは無意識レベルでやっているからなかなか自分では気づかないけど、上記のそれぞれの回答といつもの自分を比べて「ああ、そうやって考えるんだ」という発見がいちいち超面白い。

ことばひとつで人間関係のストレスを減らせるんだから、びっくりしますよ。まじで。


めんどうな人を サラリとかわし テキトーにつき合う 55の方法
石井 琢磨
総合法令出版
売り上げランキング: 66,713

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by mitchyPR | 2015-01-28 15:41 | 本のこと

ビジネス書評家の土井英司氏が何度もメディアで紹介しているので、ビジネス書好きは1度は聞いたことがあるんじゃないかなというオグ・マンディーノの『地上最強の商人』。

日本語版は1996年に出版され、今日まで名だたる経営者たちに名著として読み継がれてきた1冊です。

版元は日本経営合理化協会出版局。そのお値段10,584円(税込)
地上最強の商人

で、今回 KADOKAWAから文庫で出版されたのが562円(税込)
世界最強の商人 (角川文庫)

人類の英知が94%オフ!

えええー!?いいんですかこんなに安くて?しかも文庫だからお部屋の場所も取らない。まだ持っていない方は即書い推奨です。

何が素晴しいって、 KADOKAWA版は翻訳者が山川紘矢・亜希子夫妻。『ザ・シークレット』『ザ・マジック』など自己啓発書やスピリチュアルの翻訳を手がけていらっしゃるスーパー翻訳者。

誰かの書評ブログかコメントに「一気に読め!」と書いてありましたが、ほんと文章が催眠術レベル。読みやすいのはもちろん、具体的な教えの章では松岡修造もビックリの熱量とリピートの文章のリズムの良さ。

内容はアラブの大富豪ハフィドの成功の秘訣の物語。20代の人に初期のラノベだよ、と言ったらと通じるかもしれないくらいくらい平易な文章です。でも重要なエッセンスがつまっているので、いくつになっても読み返すたびに自分に対して新しい発見があると思います。

ちょっと心が疲れた人も読んだら元気がもらえるかもしれません。

世界中の経営者が読んだこの名著、今こそ手に入れるチャンスです!


世界最強の商人 (角川文庫)
オグ・マンディーノ
KADOKAWA/角川書店 (2014-11-22)
売り上げランキング: 17

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by mitchyPR | 2015-01-16 14:32 | 本のこと

Amazonランキングに影響がある…といえば、老舗、土井英司氏のメルマガ「ビジネスブックマラソン」ですが、書評サイトといえば間違いなく、ライフハッカー[日本版]の書評コーナーです。

ライフハッカー[日本版]書評
http://www.lifehacker.jp/study/cat120/

以前に山中俊之さんの『日本人の9割は正しい自己紹介を知らない』をご紹介頂いたときはAmazonでのランキングが爆上げしました。
http://www.lifehacker.jp/2014/07/140709book_to_read.html

書いているのはライターの印南敦史さん。以前にご連絡をさし上げた時に、快く献本を受けてくださって、しかもお返事も早かったというステキっぷり。

そんな印南さんが『プロ書評家が教える-伝わる文章を書く技術』を出版されました。

プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術


帯文には「誰にでもできて、稼げる文章がすぐ身につく!」。

まじすか!?

で、読んでみたら「「表現する」のではなく、「伝える」」ノウハウがぎっしり。

まさに日本語力をメキメキ上げる方法と言っていい。確かにここまで書けたら稼げるわ!

書評を書く方、著者はもちろん、広報・PRの方もターゲットの捉え方、「フック」の作り方、まとめるテクニックはリリースに必須のスキルなので絶対役に立ちます。

印南さんは元々、広告代理店のライターさんなので日本語の感度が非常に高い。紙媒体で鍛えぬかれたコピーライターの文章なので、とても読みやすく頭にスッと入ってきて忘れない。

ノウハウの引用はここでは一切書きませんが、本書にも収録されているライフハッカー編集長の米田智彦と特別対談を読んで、気になったら買うといいと思います。(いや、読まなくても買うといい。)


伝わる文章を書く技術とは?ライフハッカー書評コーナーの印南敦史氏に聞く:前編
http://www.lifehacker.jp/2014/11/141130shohyo_tsutawaru.html

伝わる文章を書く技術とは?ライフハッカー書評コーナーの印南敦史氏に聞く:後編
http://www.lifehacker.jp/2014/12/141207shohyo.html


印南さん、勝手に同い年くらいかと思っていたらぜんぜん上でした。失礼いたしました。てへぺろ。



プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術
印南 敦史
KADOKAWA/中経出版
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by mitchyPR | 2014-12-26 08:30 | 本のこと

大澤和美さんの新刊『家事の捨て方 「まかせて」「シェア」して毎日がもっと輝く』をCCCメディアハウス さんからご献本頂きました。ありがとうございます!

家事の捨て方 「まかせて」「シェア」して毎日がもっと輝く

まず、この本はとても読み手を選ぶ本であることを最初に申し上げておきます。

どんなにお金持ちでも家庭が円満じゃない人や、パートナーのいない独身の人が読んでも役に立ちません。

なぜなら「家事を捨てる」のではなく、家族という組織で家事の問題解決をはかる、とかプロジェクトの遂行と言ったほうが正しく、無駄を無くし、一人で家事(仕事)を抱え込まない、という内容だからです。

大澤さんは振り切った左脳タイプなので、とにかく家事でも理路整然。

例えば料理。

7つの食品群×5つの調理法×5つの基本味付け+α、というように分類し、これらを組み合わせます。

掃除用の洗剤も、重曹、クエン酸、エタノール、漂白剤の4つのみ。収納スペースも最小限でお財布にも優しいのでいいことづくめ。

家事スケジュールはtodoで管理。徹底的に合理化です。

こうしたことを踏まえ、家族とゴールイメージを共有し、お互いをフォローしながら家事をする。

共働き、共家事、その上でどうする!?といったノウハウは、男性も当たり前に家事をする時代だからこそ、なんでしょうね。

これまでの家事本は物足りない奥さまは読むべし、です。



家事の捨て方 「まかせて」「シェア」して毎日がもっと輝く
大澤和美
CCCメディアハウス
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by mitchyPR | 2014-12-15 09:11 | 本のこと

美月あきこさんの新刊『15秒で口説く エレベーターピッチの達人』を祥伝社さんからご献本頂きました。ありがとうございます!

15秒で口説く エレベーターピッチの達人――3%のビジネスエリートだけが知っている瞬殺トーク

エレベーターピッチという言葉はウォーレン・バフェット氏のエピソードでよく聞くけれど、(エレベーターに偶然乗り合わせたバフェット氏に自社の魅力を30秒で説明した経営者が、1年後に首尾よく自社を売却した伝説)ビジネス書としてはそれほど出ていなくて意外。

エレベーターピッチで大事なのは「言葉の選び方と話の構成」で、全体→詳細へ、という流れが大事とのこと。

あれ、なんかで見たぞと思ったら、これってプレスリリースを書くときの大原則。まさか広報・PRの人にも使える本とは思わなかった。

「話の中でもっとも重要なエッセンスを抽出して、相手に興味を抱かせるのがエレベーターピッチの目的です」

そうそう、リリースを出すのもメディアの興味を引いて取材してもらうきっかけづくりが目的だもんね。

飛行機の機内で白ワインのオーダーする例がとてもわかりやすくて、

最初に
「飲み物は白ワインをお願いします」

「食前酒として」

「辛口」

「フランスのもので」

と、説明を加えていけば赤ワインやビールが出てくる可能性は低くなるし、出されるタイミングも間違えられないでしょう、とのこと。なるほど。

確かに「食事の前に辛口のフランスの白ワインをお願いします」と一気に言われたら、どれかを忘れてしまいそうです。

本の前半はこうした「シナリオスキル」について、中盤は非言語コミュニケーションの「デリバリースキル」について書かれています。

人を惹きつける要素の、見た目、声、立ち居振る舞いなどが「デリバリースキル」。日頃の訓練と意識で向上します。

サブタイトルが「3%のビジネスエリートだけが知っている瞬殺トーク」となっていますが、これらに意識を向けることで自分の思うままに提案が通ったら本当に素晴しいことです。

話の苦手な人ほど話すのが楽になるというエレベーターピッチ。やわらかく人と打ち解けながら、一方では自分の主張をきちんとできる。大事なことですね。



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by mitchyPR | 2014-12-11 19:12 | 本のこと

「広報マスコミハンドブック(PR手帳)2015」が発売中。

広報・マスコミハンドブックPR手帳2015年版

今年から日本PR協会の会員になったので、私も個人会員として名前が載ってます。

手帳と言っても自分で書き込むスペースがあるわけでなく、広報、PRの仕事をする時に必要なデータや情報が載っている実務用の手帳です。

なんと創刊35年。来年もお世話になります!




広報・マスコミハンドブックPR手帳2015年版

アーク出版
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by mitchyPR | 2014-12-04 17:06 | 本のこと

泣く子もホメる「ほめ達」こと西村貴好さんの新刊『〈ほめる達人〉が教える人に好かれる話し方41』です。

〈ほめる達人〉が教える人に好かれる話し方41: 「言った自分」も、「聞いた相手」もうれしくなる! (王様文庫)

西村さんは義に厚く思いやりにあふれた、この本そのままのお人柄。

メールを交わしただけで、すでにいい気分にさせてしまうのだから、ほめ達パワーってすごいのです。

でも、いきなり「さあ、あなたもホメましょう!」と言っても具体的にどうほめればいいのか、なかなか難しいですよね。

まずは初対面の人と打ち解けるコツから入って、魔法のほめ言葉「ほめ達 3S」を使えば大丈夫。

身近な人の感謝の伝え方や、上司や先輩に自分の味方になってもらう方法、幸せを表現するボキャブラリーの増やし方。

そんなほめ達メソッドがこれでもか!というくらいつめ込まれています。

「ほめる」って、言われた人も言った人も気持ちいいし、落ち込んでいる人にも元気をあげられる素晴しい力があります。

仕事でもプライベートでも、めっちゃ使える1冊です。

※ほめることが気になった人はぜひ「ほめ達!」検定をチェックしてくださいね
http://www.hometatsu.jp/test/




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by mitchyPR | 2014-11-05 18:58 | 本のこと

ひすいこたろうさんの新刊『ものの見方検定――「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!』
を祥伝社さんからご献本頂きました。ありがとうございます!

ものの見方検定――「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!

「すべての物事は、 プラスもマイナスもなく、 ゼロでありニュートラル(中立)である。 幸も不幸も存在しない。 そう思う心があるだけ。 見方を変えればすべてが変わる。」

という、心理学博士の小林正観さんの言葉にもとづき「物事をどう受け止めるか」を、ソクラテスや秋元康、自分の息子からも学んでしまおうという面白い本です。

いま、私の仕事は正直「とほほー」という状態なのですが、読み終わったらやってやろうじゃないの!と、俄然元気が出てきました。

ああ、素直って素晴しい(笑)

ものの見方が変われば行動も変わるし、発する言葉も変わってくるでしょう。そりゃ人生に革命が起きるはずです。

ダメな時はダメなことばかり考えて、よろしくない「引き寄せの法則」に陥りがちですが、そんな時はこの本を読んで気持ちをリセットすればいいと思います。

「アメリカの脚本家ウェデル・ウェルマンによると、優れた映画作品では、主人公は3回誤った選択をするといいいます(これを「The magic 3」という)。

1回の選択でうまくいっちゃう映画は退屈な作品だと。

つまり、あなたの人生を大ヒット作品にするには、3回以上失敗した方がむしろいいのです」(P91)

私もこれからは「面白くなってきたぜ!」を口グセにしようかな(笑)



ものの見方検定――「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!
ひすい こたろう
祥伝社
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by mitchyPR | 2014-11-04 20:11 | 本のこと

10/27 (月)から11/9 (日)まで読書週間です。

今年のテーマは「めくる めぐる 本の世界」だそうで、私も日頃買わないジャンルの本にチャレンジしてみました。

貧困克服への挑戦 構想 グラミン日本 (グラミン・アメリカの実践から学ぶ先進国型マイクロファイナンス)

『貧困克服への挑戦 構想グラミン日本 グラミン・アメリカの実践から学ぶ先進国型マイクロファイナンス』は財務省の広報誌「ファイナンス」(10月号)で渡部 晶さんが「ファイナンスライブラリー」のコーナーで紹介されていたものです。

「ファイナンス」平成26年10月号 内容紹介
http://www.mof.go.jp/public_relations/finance/201410_content.htm

最近でもNHKの「あさイチ」や「クローズアップ現代」で女性の貧困が特集され、大反響を呼んでました。

「クローズアップ現代」でアーカイブが残っているのだけ…

「あしたが見えない ~深刻化する“若年女性”の貧困~」
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3458_all.html

海外への長期出張が多い義兄は「幸せ以前に生きる為の喰うに困る人達も居てる世の中、ちょっと考えてみても良いのかも知れない」と言っていました。

海外も国内も、もう誰もが貧困について考えなくてはいけない状況になっているんですよね。

私は経済も福祉もさっぱり分かっていない。だからこそ、読まなきゃいけない本だと思いました。

よかったらあなたもぜひ読んでみてください。




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by mitchyPR | 2014-10-28 09:17 | 本のこと

ヤマモト・ピーアール 水牧美智子