吉本 桂子さんの新刊『わが社のお茶が1本30万円でも売れる理由―ロイヤルブルーティー 成功の秘密 』を祥伝社さんからご献本頂きました。ありがとうございます!
わが社のお茶が1本30万円でも売れる理由――ロイヤルブルーティー 成功の秘密

商品開発のプロジェクトではもちろんPRを担当しているので、どうやって新商品の認知度を上げていくかはすごく興味のあるところ。

どうして無名の会社の無名のお茶がJALの国際線ファーストクラスや外務省の国賓級贈答品として使われるまでにいたったのか気になりますよね?

まず、吉本さんは政府系銀行である日本政策投資銀行(DJB)主催の「DJB女性新ビジネスプランコンペティション」で大賞を受賞されています。これが実質的に公的なお墨付きとなって広まっていったそうです。

それから三越への出店、飛び込み営業で取引が成立したバカラ、かわさき起業家オーディションでも優勝されています。

これを誰もが全く同じように真似できるかというと微妙なところなんですが、企業、団体による「お墨付きPR」をとことんまで徹底されていて、タレントや有名人の個人のインフルエンサーはいらない、というところが今の流れと逆張りで面白い。

DJBの外部専門家による支援も「銀行に人脈を紹介してもらう」という正攻法だし、高級ブランドのブランディングをきちんと指南出来る人、という吉本さんのリクエストは素晴しいと思います。

他にも成功の秘密はたくさんあるのですが、高級ブランドを売るための環境づくりや、アドバイスを受けたことを次々こなしてきた吉本さんの熱意が本当の成功の要因かな。

どこにどうやってお墨付きを貰えばいいかのヒントにぜひ!



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by mitchyPR | 2015-06-18 01:25 | 本のこと

ちょっと久しぶりにド直球の広報の本など。
戦略思考の広報マネジメント
『戦略思考の広報マネジメント』は平成26年度PRアワード グランプリ(2014年度)のイノベーション/スキル部門 最優秀賞を受賞。

電通パブリックリレーションズ内の企業広報戦略研究所が国内の上場企業479社を対象に80問の「広報力調査2014」を行い、オクトパスモデル分析を行ったものです。

受賞記念プレゼンを見に行ったんだけど、「いくらで分析してもらえるんですか?」という会場の質問に対して発表者が「あ、これは価格がついていないので…」と答えたものだから、会場がどよめくというか、ざわ…ざわ…と福本マンガのようになりました。

1社ごとに分析はしてもらえないものの、本を読めば設問シートもスコアシートもある平均スコアも書いてあるので自己採点ができるようになっています。

内容はやっぱり大企業向けですが、中小企業はもちろんマーケティングPR寄りの私も勉強になること多数。

日本企業は特に「情報戦略」「情報創造」「関係構築」「危機管理」の4つが弱いという結果がでていました。つまり広報組織力の強化が課題ですねー。

ちょっとおもしろいのが財務データとあわせて分析をしているところで、「短期ではなく中長期的に見た時に、広報活動と企業業績の間には関係がある」とのこと。つまり健全な広報は健全な財務に宿る、みたいです。

広報って数値化が難しかったり、客観的な評価が難しかったりしますがこの本があると便利だと思いますよ。


戦略思考の広報マネジメント
企業広報戦略研究所
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by mitchyPR | 2015-06-02 17:52 | 本のこと

ヤマモト・ピーアール 水牧美智子