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広告と広報・PRの違い その2 広報・PR

前回は広告について書いたわけですが、全国メディアの場合、広告料+制作代の費用は決してお安くはありません。「うちは小さい企業だし、そんなにお金は出せないよ…」というところが大多数かと。

では、そういった企業がまったくメディアに出ないかというと「頑張る下町の町工場」とか「日本一の大盛り食堂」などでニュースや情報バラエティの番組などで取り上げられているし、その露出効果で繁盛していたりします。

もしかしたら関係者のコネがあったり、たまたま出られたのということも考えられますが、あらかじめメディア取材が殺到するような仕掛けをしていたとしたら?

ここで企業の広報部やPR会社の出番です。

■企業がメディアに取材に来てもらいたい場合

1.プレスリリース(ニュースリリース)を作成する。

2.FAX、郵送、メール等でメディアに送付する。

3.取材されるかもしれないし、されないかもしれない。

「えっ、PR会社に頼めば必ずメディアに取り上げてもらえるんでしょ!?」という方もいらっしゃるのですが、ここが広告と違う所で、メディアに価値を認めてもらえなければ取材はされないし、記事にもされません。

逆に言えばメディアが取材したくなるようなネタを仕込めばいいのです。

「2013年ユニーク入社式まとめ」
http://mitchyblog.exblog.jp/20239479/

「テレビの取材がくるリリースの書き方『テレビで売り上げ100倍にする私の方法 』」
http://mitchyblog.exblog.jp/20295958/

でも、ここでまたひとつ注意。

露出の量もタイミングも、どのような文脈でとりあげるのかもメディア側が決定権を持っています。「PRは無料の宣伝」ではない理由です。

よく、テレビに1日かけて取材されたのに、出たのはほんの一瞬だったということもあります。つまり取材した内容が使えなかった、またはもっとよい情報があったので編集で削られてしまったわけです。

こうしたことが起こらないようにするのが広報・PR担当者の腕の見せ所。事前にメディアと打ち合わせをしながら、できるだけよい取り上げられ方をされるよう準備・調整します。

このように広告料というお金を介さず、メディアの公平公正な立場で取り上げられた情報の信頼度は非常に高いと言っていいでしょう。

例えるなら、自分で「私は美人です」と言うのを広告とすると、第三者に「あの人は美人です」と言ってもらおうとするのがPR活動です。自分で言うより、他人に評価されるほうが信頼が高いということですね。

さて、そんなお金を介していないPRについて例をあげましたが、世の中には「ペイドパブリシティ」というお金を払って取り上げてもらうPRもあるのです。

それはまた明日。

※私が広報担当者になったとき、この本で基礎を勉強しました。
この1冊ですべてわかる 広報・PRの基本
山見 博康
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by mitchyPR | 2013-05-29 12:33 | イベントのこと

ヤマモト・ピーアール 水牧美智子